※写真はイメージです。

この土地はもともと不動産の管理の依頼から始まりました。相続した貸地の様子がよくわからないので借地人も高齢のようだし調査管理をしてほしいとの依頼でした。すでに依頼している不動産管理会社がありましたが、満足いく内容ではなかったようでした。ただ月末に写真と手紙を送ってくるだけのようでした。
早速貸地の不動産管理業務を開始し、現地を訪問して関係者に挨拶をして聞き取りを始めました。

借地人さんは死亡しており、借地人の相続人間で遺産分割の話し合いが行われていました。
地主さんとしては、この機会に借地人さんと円満に話し合い借地整理したい希望でしたので地主さんの希望を伝えるために1年以上かかりましたが何回も複数の借地相続関係者さんとお話しし、過去の相続についても整理していただき円満に借地の買戻しに成功しました。その後検討の結果売却に至りました。

これも一般的には難しい案件でしたが、十分に関係者との話し合いの結果円満に相続財産整理に成功した案件でした。この時も見えない力を感じました。